うめ先生に失礼だから

うめてんてーのうめ酒ネタは以前お知らせしましたけど、この素敵なヲ客さんのお話をご紹介します。
http://mytown.asahi.com/ibaraki/news.php?k_id=08000001003190001

(前略)
「美少女キャラを使った梅酒を作ってみないか」。話があったのは昨年10月。水戸で開かれる同人誌即売会コミケ)にちなんだ関連商品の相談だった。だが小川さんはコミケもしらなければ、萌え系美少女の意味も分からない。おたくと言えば暗くて自分の世界に引きこもる若者という印象を持っていた。

 半面、水戸の中心商店街を生き生きと再生させようとする実行委員会の心意気に惹(ひ)かれる部分があった。萌え系キャラを使った経済効果にも注目した。

 11月から準備を始めた。絵は人気漫画家の蒼樹うめさんに頼んだ。4種類の原画から一つを選び、絵に合う梅酒を造った。「3月末までに千本売れればいい」。予想はすぐ裏切られた。

 2月20日の土曜日。観光バスの客たちが、いつものように土産の酒を買いに入ってきた。と、客の中にどうも観光客とは印象の違う男性がいる。彼は自家用車で酒を買いに来ていた。「これが、おたくと言われる人かな」。接客していた小川さんはじっと観察した。

 男性は、ちらっと「うめ物語」の棚に目をむけると、別の棚の酒を丁寧に見始めた。5分ほど店内を見て回ったあと、ようやく「うめ物語」に向かった。ゆっくりと遠くから少しずつ近づいていく。「あのときの彼の笑顔が忘れられない。あんなに商品を大切に扱ってくれる客は、見たことがなかった」

 男性は「うめ物語」を抱きかかえてレジへ持ってきた。「真っ先に買えばいいのに」という小川さんの疑問に「うめ先生に失礼だから」とつぶやいた。

 以来、全国各地からいろんな客がやってくる。彼らと接するうち、「おたく」と呼ばれる人への印象が当初とはずいぶん違ってきた。「彼らは、もしかしたら今の社会では弱い方の人たちなのかもしれない。でも本当に優しくて礼儀正しい。社会で生きていると作り笑いも多くなるが、彼らの笑顔をみていると本当に心からだと感じる。あれだけ梅酒を大切にしてくれるとうれしくてしょうがない」

 質実剛健で生きてきた70代の小川さんも、最近は萌え文化の勉強に励んでいる。使っている作家の作品や、彼らが使う「痛い」という言葉の意味までも。
(後略)

ひだまりスケッチのファンは皆心優しいんだよ。ゆのっちの腹をパンチしたりしないんだよ。
だからゆのっちに「うめ物語」とウィスキーを混ぜた『ひだまりスコッチ』という名前のカクテルを作って口移しで飲ませてあげたあとに、腹パンして「吐いたらもっと強く殴るからな?」と脅す妄想なんてしないんだよ。
わかったか?!わかったら藤宮アプリ先生のエロ同人誌100冊買って来い!いますぐ!

  • 続報

ゆのっちのせいでうめ物語が売り切れちゃったじゃん。25日までまたなきゃいけないんだよ?どう責任とるんだよ!
http://www.nittos.co.jp/u-moe.htm