パクり、パロディ、オマージュ

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080919-00000919-san-ent

 小学館から発売され9月27日から公開されるTBS製作映画の原作となった漫画「イキガミ」の内容が、星新一の小説「生活維持省」に似ているとして、星新一の次女、マリナさんが18日、小学館に抗議していたことを公式ホームページで明らかにした。小学館側は「『イキガミ』は作者、間瀬元朗氏のオリジナル作品であり、『生活維持省』とはまったく違う創作物」と反論している。
(以下略)

以下のエントリでも書いてますけど、どうなんだろうね?
ステキだなと思って。 - いなかっぺ大将で爆笑するような奴が書いてる日記
星新一作品はそれほど詳しくないのだけど、おれが「生活維持省」「イキガミ」の件を知ったブログの著者筒井康隆の作品はジョジョ他いろんなマンガでパクられてるって話は良く聞くよね。
じゃあ筒井はパクったことないのか?と言われてもおれは良く知らん。奴の「天狗の落し文」は盗作自由のアイデア集だし、なんかの作品で引用した箇所を書かなかったから盗作扱いを受けた(何だっけ?)とか面白エピソードは覚えてる。
あと、最近文庫化された奴の「銀齢の果て」はバトルロワイヤルのパクり?って話は出てくるのかな?でもあれは、パクりじゃなくて完全にパロディだよね。2作も映画化されたベストセラー小説を知らない人はいないわけだし。何しろ殺しあうのが少年と老人ではあまりにも違いすぎるだろ。「日本沈没」に対して「日本以外全部沈没」をやったときと同レベルのパロディ。
と、酒を飲みながらなんとなく考えてみたよ。

天狗の落し文 (新潮文庫)

天狗の落し文 (新潮文庫)

銀齢の果て (新潮文庫)

銀齢の果て (新潮文庫)