読みつつある本

ウェブ進化論 本当の大変化はこれから始まる (ちくま新書)

ウェブ進化論 本当の大変化はこれから始まる (ちくま新書)

仕事上止む無く読んでいます。
途中ですが既にこの本へ向かってムーンサルトプレスしたくなります。(できっこねえけど)
グーグルを褒め称える文章の陰に日本の小さなグーグルと呼ばれているはてなの宣伝が見え隠れします。おれにはその辺の会社の凄さが良くわからないのですけど、旧世代の人間だからしょうがないんでしょうね。
いまblogのあたりまで読んだのだけど、あまりにも成功例ばっかり書きすぎててなんか萎える。ブログやってるやつはこの本で言うところの「10人に1人」の残り9人のつまんない人のほうが多いのだから読んでも「そんなうまくいかねーよ」って思うんじゃないかしら?おれもその他のつまんない人として言わせて頂くけど。あとアフィリエイトにしてもそうだよね。「いずれリアルとネット両方で稼ぐ人が増えていくだろう」みたいなこと書いてますけど、アフィリエイトの収入なんてほとんどの人が1年やっても0円じゃん。
結局誰に対してこの本を書いているかと考えた所、インターネッツで遊んでるキモイおれらに対してではなくお年を召した日本企業のお偉方宛てに書いてるんだろうなと思うわけですよ。で、「この本書いてる奴に聞けばインターネッツのことわかるんじゃね?」って思って「そんなに儲かるんならはてなに出資したくね?」って方向へ持っていこうとしてるように読めるんですよね。
まあおれが旧世代の人間で「人を見たら泥棒と思え」って性格だからいけないのかもね。
しかしながらこの本は嘘は書いてませんので読んでも害はないと思いますよ。
普段小説しか読まないおれには文章のつまらなさ(学校の授業みたい)に耐えられなくなって来た所ですけど。まあ最後まで読みますよ。めでたく読み終えたらまた感想書きます。