読んだ本

流星ワゴン (講談社文庫)

流星ワゴン (講談社文庫)

会社をリストラされた主人公永田は「死んじゃってもいいかなあ、もう……。」と思っている時5年前に事故死した橋本親子の乗るワゴンに拾われた。そして自分と同い年の父親に出会った。

会社をリストラされた永田、事故死した橋本。「釣りか?」と思わせる登場人物名ですが、ガチです。3年前の小説ですから。主人公の顔を我らが永田裕志さんと思って読むと妙に感慨深い。そして橋本も。橋本は今も人生に迷ったレスラーたちに生きる道を教えてくれているんだ。
おっさん向けの内容ですので若人にはおすすめできない。おれでもちょっと早かった気がする。子供は愚か結婚もしてねーからな。40歳前後の人にオススメします。