コミケ

行って来ました。辛い辛いとは聞いていましたが、「それは君らが必死にエロマンガ買う為に並ぶからでしょう?おれ別にならばねーもん。どーせ同人誌なんて通販で買うから」と思っていたのだが、正直、会場にいるだけでも疲れるものだと思い知らされました。
人がたくさんいるんですよ。そして思いっきりぶつかって来るんですよ。暑いんですよ、妙な臭気がするんですよ。
朝10時半に試験たん(id:siken)と新橋で待ち合わせ。先に付いたので、すぐに発見できるように持っていたラジカセで大音量のパワーホールを流す。すぐに見つけてくれたので、ゆりかもめに乗る。お台場冒険王に行く家族連れ達を目にし若干悲しい気持ちになるも、コミケに行くであろうピザカップルを目にし感激する。
会場につきぞろぞろと行列についていき会場へ。エロマンガ達がたくさん売られていた。目がしみてくる。きっと汗だけが原因ではないだろう。たくさんのヲタ達の毒ガス攻撃でやられているに違いない。プロ達が持っている紙袋がうらやましいので買うことにした。300円である。しかし入れる物を買っていない。
そしてコスプレ会場へ。日差しが暑い。かわいい感じの人々の写真を撮る。でもプロのカメ子達の迫力に負けそんなにたくさん撮れなかった。
その後マックでハンバーガーを食べながら回りをキョロキョロすると白昼堂々と先ほど買ってきたであろう戦利品を眺める人たち。コミケのない日だったら白い目で見られるだろう。しかし今日は無礼講だ、思う存分人前でエロマンガを眺めるが良い!!!
再びコスプレ会場へ。さっきより人が増えてる。益々状況は過酷になる一方。この辺から徐々に口数が減って「あー…痴漢してー…」「パンツ撮らせてくれねーかなー」等と問題になる発言を繰り返していたはずである。正直意識が朦朧として何をやっていたかちょっとわからない。家で写真を確認したところそのような写真は撮れていなかったようで犯罪者にならずに安心する。
試験たんがサブカル系の研究書を買うというのでついていった。エロマンガ達とは違ってあまり賑わっていなかった。「ガンバレ…」と心の中で応援するも立っているのが辛くなってそのブースの前で座りこんでいた。営業妨害だろうな。
その後再びコスプレ会場へ。三時までうろうろしてコスプレ会場が終了したので帰ることに。
帰りの電車の中で元会社の同僚である友人から電話があり、試験たんと別れ会場へひき返す。友人たちに「コスプレはもう終ったよ」と言ったら残念そうな顔をするので「エロマンガをみにゆこう!」と言って疲れた体に鞭を打って案内した。多くの本は売り切れていたりもしたが、まだ壁際のサークルには若干の列とかあった。数冊エロマンガを立ち読みしたけど結局買わず。紙袋は無駄に終った。
その後となりでやっているTFT帰りのかわいい感じのコスプレイヤー達(私服)を眺めながら会社批判等をしながら友人の車で帰宅。

  • 今日わかったこと

おれが想像してた夢のような世界ではなく地獄であった。大好きなエロマンガを立ち読みできるし、かわいいコスプレイヤーの写真をただで撮れるなんて夢のような話はないのだ。金銭の代わりに過酷な状況に耐えなければならない。あの状態に耐えられるヲタ達の強靭な精神力(ヲタパワー)はおれには備わっていないようだ。とはいっても夏場に釣りに行って炎天下の中一日中歩き回っても平気だったりするから、そこまでエロマンガやコスプレが好きじゃないんだろうな。