生まれてはじめて銭湯行ってきた

ガスの湯沸し機が壊れた。むかつく。
と言うわけで銭湯に行きましたよ。家から自転車で2、3分です。
はじめて入るのでシステムなど良くわからず、入浴料以外にサービス料なんて取られるんじゃないかとビクビクしながら行くと番台にババア一人が座っていた。
「まじで?このババアなの?」
と早速チェンジを言い渡そうとするもババアがあまりにもステキな笑顔なのでチェンジを言い渡せないで、しばし立ち尽くすことに・・・。
とオロオロしているうちに、ぼくの前に入っていった女性がババアに金銭を払っているので、どうやらババアは受け付けだと一安心し、ポケットから取り出した千円札を見せびらかす。
ババアはにこやかに「お一人ですかぁ?」と聞いてくるので「ええ・・・まあ、結婚はしてませんけど・・・彼女はいまして・・・いやまだ結婚とかそんなことは・・・」と口篭もっていると「400円です。」
と言って千円を受け取り、かわりに百円玉二枚を寄越してくるので、しばらく待っていると「あらあらすみませんねえ。」と言って二百円を引っ込め、またしても百円玉2枚を突き出してくる。すると「お一人様400円です。うふふ」と言うのでこちらもへらへらと笑うしかなくしばらくババアと見詰め合うことに。ようやくババアは異変に気付いたのか百円玉2枚をみて「あらすみませんねえ。」とまた言って今度は百円玉1枚だけ引っ込めるとやっと五百円を出してきた。老眼なのか、マジボケなのか、それともわざとやってるのか・・・。
脱衣所で全速力で服を脱ぎ浴室へ飛びこむ。壁にはクラシカルな富士山が大きく描かれ、サービスをしてくれそうな女性も見当たらないので、おれの想像通りの銭湯だと安心する。浴室にはガッツな感じの学生風1名とジジイ2体が現れたが、臆せずチンポ全開で体を洗うこととする。
体を洗った後泡がボコボコでてる浴槽に入ろうとするも、
熱い、熱い、熱い。
温泉的なゆったりたっぷりのんびりの旅行けば楽しいホテル三日月を想像していたおれに強烈な打撃を与えてくれた。そうか、昔の銭湯は今のように寂れていなくて客の回転を早くする為に温度を上げていたのだな、その名残でいまだにこの江戸っこ全開な温度なのか・・・。
あまりにも耐えられないので肩まで浸かって100まで数えることなく早々にあがることとした。
服を着てババアに110円きっちりお金を渡し缶のコーラ(ぼくたん牛乳嫌いなの)を腰に手を当てて飲み干し帰りました。
楽しかったのでまた行こうと思います。