さわがに

さわがに1匹ご臨終。一番小さな固体が死んだ。
最近暑かったから水温上がったのだろう。
なんか申し訳ない気持ちになるなあ。せっかく助けてあげたのにそれがわずか1ヶ月足らずの命の引き伸ばしだったんだね。さっさと奥多摩に放しに行けば良かったんだろうか。
いろんなサイトで見た結果、メダカは地域によって遺伝子が違い安易な放流はその地域固有の遺伝子を汚染するということが研究でわかったらしい。もしそれが沢蟹にも当てはまるとしたら僕はどうすればいいんだ?佐賀県まで放しにいかなきゃいけないんだろうか?そんなことを考えると絶望的な気持ちになってくる。
さっさと喰っちまえば良かったのかな?ご主人様が沢蟹の水槽をみて「唐揚にするとおいしいの?」と聞いてきたときに食べさしてあげれば良かったのかな?そうすれば無駄死にすることなかったのにな。生き物を飼うのって本当に覚悟が必要だ。ちびの頃は生命の尊さをわからずにただ観察の為に沢山の生物を殺しまくった。死んでからいつも絶望的な気持ちになっていたのに、それがしばらくすると好奇心に負け、新しい生物を飼い始める。それの繰り返しだった。中学生くらいになるといいかげんそれに辛くなって生物を飼うのをやめた。
もう簡単に動物は殺さないと思って20歳のころメガネカイマンを飼い始めたが、結局異常気象が原因で殺した。その後は自ら率先して生物を飼うのを辞めたのだが、某プロレス団体の取締役からオオクワガタの幼虫を貰い、飼い始めた。(そいつらはまだオスメスともに元気ですがね。)それで変な自信がついて沢蟹くらい飼えるだろうと甘く考えていた。その結果これだ。
残りの3匹はなんとしても天寿をまっとうさせたい。