筒井康隆

「お厚いのがお好き」という番組で筒井康隆の「虚人たち」が解説されてました。「虚構船団」に次いで好きな筒井作品でありますので、昼間スポーツ新聞のテレビ欄を眺めて楽しみにしておりました。
客観的な解説を見ると「これはやはり面白い作品なのだな。」と安心します。人に勧めても「はぁ?」って顔されるか、最後まで読まずに返してくる人が多かったもので。ずれてるのは僕の方じゃないんですよ、と確認できますよ。
蹴りたい背中」や「蛇にピアス」を楽しめなくても変じゃないのですよ、「虚人たち」だって泉鏡花賞とってるんですってば、筒井御大は本当のキチガ・・・う、うわ、何をするやめろー・・・

と言ってもこの番組「三国志」の回以来みてねえなあ。ぶっちゃけそんな面白くないんですわ。読んだことない人や本を普段読まない人にとってはありがたいんだろうけど。時間が短いし、あまり突っ込んだところまでいけないのはわかるけどね。
でも見ちゃうってのはヲタクな証拠ですかね?
ヲタってのは文句は言いつつもその作品をしっかり読みこんでる、または批判する為に読む人も多いわけで・・・。
しかし、この番組は批判する為にも見ないわけで、好きな作品の放送はみるけどね。あんまりなかったりする。