剛力彩芽

ビブリア古書堂の事件手帖の主演がリキさんこと剛力彩芽になったことで怒り狂っている人がいるのを、「たかがドラマで、ばかだなあ」と思っていたのだが、落ち着いて考えてみると自分の好きな小説や漫画が酷いキャスティングでドラマ化された想像すると悲しくなる。
誰でも自分の好きな作品が映像化されるならば、とキャストを想像して一人で妄想している時が一番面白くて、実際に映像化されてしまえば「これはこれで面白いけど、やっぱり別物だね(眼鏡クイッ)」となってしまうのが普通。あるいはキャスト発表時に「ぶち殺すぞ」という感想だけで見もしない。大抵の場合はむしろ映像化されない方が幸せなことが多いんだろうな。